古民家再生とは、農家・町屋などの伝統民家＝古民家を、現代の生活様式に合わせて再構築し居心地の良い居住空間を創りだす技術を 「古民家再生」 といいます。
しかし単なる「リフォーム」とは「利用価値の再創造」ということで大きく異なります。伝統工法を駆使した古民家再生には、伝統建築への深い造詣が欠かせません。
私たちは山中工務店は今も多くの伝統が息づく街、秩父において五十余年年に亘り、文化財や民家の改修・新築など、豊かな経験を以って古民家再生に取り組んでいます。
「現地再生」とは、例えば先祖代々受け継いだ今、現在お住まいの場所で、伝統民家＝古民家建ったままの状態での再生する技術のことです。
祖先から受け継いだ民家の構造と意匠を活用します。「採光が少なくて暗い」、「段差がある」等、現在のくらしにマッチしない部分を見直し、現代の生活に必要な機能をプラスして、古いお住まいを新たに再生する工事です。
住宅のみならず、店舗などへの活用も可能です。
「古材再生」とは古材・古建具など古民家の一部を、新築の住宅に取り入れる方法です。
柱、梁に限らず囲炉裏、建具等…は新しい家にはない味わいと、独特の木の温もりをもたらしてくれます。
古材再生における古材はお住まいに合わせて選ぶことや、店舗やマンションの内装リフォームに用いることも可能です。
丸太作りとは山から切り出される木材のもつ「木」本来の姿を生かした工法です。丸太作りで作られる丸太は原木が使用されます。
従って、山や森林に生えていた「木」本来の姿が生かされています。そのダイナミックな外観が醸す独特な丸太を使った家作りは独特な施工技術や眼力が必要です。
